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埼玉県児玉郡 神川中学校にて『命の授業』を行いました。

地域|2019/12/25

令和元年11月14日、埼玉県児玉郡にある神川中学校の全校生徒329名に向けて、ALS患者マカ氏の「命の授業」講演を行いました。

神川中学校は、今年9月にマカ氏の著書である「どうぞ!ALS患者からYOUへ」を寄贈させていただいた学校でもあります。

 

生徒たちは身じろぎもせず講演に聴き入ってくれていました。

子どもたちに寄り添うに話すマカ氏の言葉が、生徒ひとりひとりの心の奥まで届いている…と感じられる講演でした。
それを物語る、生徒たちからの感想文のいくつかを以下にご紹介いたします。

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⚪️「去年も小学校で講演を聞きましたが、マカさんの言葉は心にささり、いつまでも忘れないようにしています」

⚪️「いままでの人生で、死にたいと思うときは何度かあったけど、病気で苦しんでるマカさんを見て、自分で命を絶ってはいけないということがわかりました」

⚪️「ぼくはいじめられて、辛い想いをしているけど・・・」「・・・これからもいじめにまけずに毎日を過ごしていきたいと改めて思いました」

⚪️「私は生命の事を、こんなにも大事にしようと思ったのは、初めてというくらい心に響きました」

⚪️「マカさん、とても辛い事が何回もあったのに、今も懸命に生きている。 ・・・人生を大切にしながら、生きて欲しいと言う思いが伝わりました。僕はそんなマカさんの想いに反する事なく生きて行きたいと思いました」

⚪️「私は自殺したいなどと思っていることが多く、親の事はまったく考えていませんでした。 けどマカさんの話しを聞いて、改めて命がどれほど大切で、親がどれほど悲しむかを学びました。 今度は自分と向き合い、災害などで生きたくても亡くなってしまった人の分まで、生きようと思います。 マカさんの本を読んだこともあり、勇気づけられました。 マカさんに会えてとても光栄です。 これからも元気でいて下さい。 本当にありがとうございました。

⚪️ 「どうぞ」の本の中には、良いことたくさん書いてあって、考え方がわかりました。明日を大事に生きていきます。

⚪️「自分の命は自分だけのものではない」この言葉を聞いて、心にグワッと来ました。辛くなった時、この言葉を思い出したいなと思いました。

⚪️マカさんの本は読ませて頂きました。読んでいるととても勇気が出ました。マカさんに出会え、そして生きる喜びを教えていただいて本当に幸せです。

⚪️僕はこれから絶体に、命を奪うようこと、いじめなどや、自分から命を捨てるような事をしないと 誓います!!

⚪️私はいじめられたことがあり、その時自分なんか死ねばいいとか、早く死にたいとか思って自分が嫌になったり、私は見た目の特徴で、お母さんが私を産んだせいでとか、生まれてこなければよかったとか思い、自分の体を傷つけたりしました。でも友達が悲しみとかを半分にしてくれたり、今日のマカさんの話のおかげで、生まれてきて良かったと思ったし、親への親孝行は私がもらった命を大切に1日でも多く生きる事なんだと思いました。 これからは、悲しい事、辛い事があっても、がんばって病気などの人の分を、必死で頑張って生きて行きたいと思いました。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今回の講演は、「一般社団法人GREEN WIND」代表でありポジティブフロムジャパン正会員である奥平喜博さんが、防災授業などを通じて神川中学校と関わられていたことから実現したものでもあります。
奥平さんありがとうございます。

私どもの活動にご興味・ご関心をお持ちになった方がいましたら、ぜひ力を貸していただけると幸いです。
いつでもメッセージをお待ちしております。

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